嬉しいお便り 5

しばらく間が空いてしまいました。富田さんからのご報告の続きです。

⑦初転倒 2020.10.19

おはようございます。今朝の親父の介護記録です。

朝食後、台所で洗い物をしていたら座敷でドスンという音がした。
はて? 杖を渡していないから歩いて転ぶということもないはずだが・・・と座敷に行ってみると、
車いすから2メートルほど離れた座敷の真ん中で親父が四つん這いになっていた。
どうやら、杖を待ちきれず杖無しで歩く練習をしたらしい。
どこか痛いところはないかと聞いたら、大丈夫だという。
顔をしかめてはいるが手足は動くし、骨折はないようだった。


せっかく転んだことだし、転んだところからどうやって立ち上がるかの練習にもなると、
手は貸さず、とりあえずベッドまで這っていくように親父を誘導した。
ベッドまで来たのでマットレスと介助バーを使って立つように誘導。
見事に立ち上がってベッドに座ることが出来た。
そこで、杖を渡したら、立ち上がって車いすまで歩いて行った。
人心地着いた親父に、「歩くということは必ず転ぶことはつきものなので、家の中で転んだら今のようにベッドまで這っていけば大丈夫だから。転んでよかったね」と教えて一件落着。

その後親父は、「やっぱり杖無しではまだ無理みたいだ」と得心がいったようだった。

参考までに(^◇^;)

 富田富男

 

お父さんのチャレンジ精神、富男さんの見守り力が素晴らしいです。
ここで手を貸さずに見守る事はなかなか出来ないと思います。
感心させられっぱなしです。

続きは後ほど。

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